続・脱力日記

描いたり作ったりしてる人のダラダラ日記

夏のこと

久しぶりの更新です。
最後に更新したのが4月でもう10月も終わり。なんだか長いような短いようなこの半年です。夏には角館の平福記念美術館で開かれた日本画研究会「はんぽの会」グループ展に出展しました。

私は40号ほどの絵を4点出展。直前までとても描き上がるとは思えなくてどうしようかと青くなりながら絵筆を握っていました。なんとかかんとか出展はしたものの、どうにも自分の絵のお粗末さが恥ずかしく、他の方の作品は楽しく見る事ができるのに自分の絵は直視できず。一か月以上と長い展示だったのですが、自分の絵をしっかり見ることができたのは会期も半ば過ぎてからでした。そうしてやっと対面した自分の絵はいくらかましに思える部分もあったけれど、やっぱりどうにもならない部分が多いわけで。

絵を描くのは好きだし、何も描かない生活はまったく想像がつかない。のだけれど、描くということが何なのか。好きといいつつ結構苦しいこの作業の末に生み出される、この何もかも足りない絵に何の意味があるのだろう。私は何の為に描いているんだろう。などと深く思い悩んでいるようで、実は努力不足の言い訳に「考えてるふり」してるだけだったり…。
ただただ楽しく描くということに没頭できるといいんだけどなぁ。グルグルと考え事のまねばかりしてるこの頭がなければどんなにすっきりさっぱりすることでしょうね。



4点のうちいくらかましだと思えた1点です。