続・脱力日記

描いたり作ったりしてる人のダラダラ日記

先週のイベントのこと。

今日になってようやく風邪は峠を越した模様。
昨日は霜月神楽をどうしても見に行きたくて、昼過ぎまで
悶々としていたのですがどうにもこうにも体が重くて、
こんな状態で一晩中起きてお神楽鑑賞というのは
どう考えても無謀だと泣く泣く諦めました。


どうしてこんなにもこのお神楽を見たかったかというと。
先週の土曜日に石田珈琲で催されたイベントに参加したからなんですね。
そのイベントというのは↓これ。
「お神楽VJナイト in 秋田〜神楽訪ねて三千里」


もともとは同日に同じビルの2階で行われた
「百杯会 11杯目 山口晃トークショー」てのを
見に行くつもりでその予約をしにきたときにココラボの笹尾さんに
トークショーの後に3階でこんなのやるんですよって教えられて。
もう聞くなり行く行く!って。
すごい面白そうじゃないですか、全国のお神楽巡りとか。


それで、当日。まずは山口晃トークショーね。
山口晃さんは、今をときめく人気画家さんで、
とにかく絵がうまい。線がすごい。
ずっとその線にほれぼれしていたので、
身近でご本人のお話を聞ける機会があると
わかった瞬間に申し込みました。
おかげさまでほぼかぶりつきの位置を確保。
ま、どーんとこたつが目の前にあるってだけなんですが。


トークショーは二部形式で、一部は山口さんの一人しゃべりから。
壁にはられた模造紙に落書きっぽい絵を描きながらの雑談漫談みたいな感じ。
ご自分の仕事についての話はほとんどなくて、話題の中心は、
NHK『課外授業 ようこそ先輩』に出演したときの裏話ですか。
結構皮肉屋さんなのね。とか思いつつ、
かわいいから許すと超ばあちゃん目線炸裂。


なんとなく話のスタイルにも慣れてきて、
さてもっと深い話が聞きたいなってところで二部突入。


したら、これがスポンサーの造り酒屋の若き専務さんとの
トークセッションという名の専務の一人舞台。
酒造りの話自体は、それはそれで確かに面白かった。
面白かったけど、私はそれを聞きに来たんじゃなーい!!
と正直思っちゃいました。
もう少し山口さんにふってくれー。
絵の話に誘導してくれー。と、思えど思えど、
どんどん話は酒造り方向に深まっていくのでありました。がっくり。
スポンサーになってくださるのはありがたいけれども、まだまだ若いな。
出した分、がっつり宣伝広告費として回収しようとするんじゃなくて
どーんと構えなされ、どーんと。とかまたまたばあちゃん目線炸裂。
まぁ、あの値段でお酒つきで生山口画伯の話が聞けるのも
専務さんのおかげではあるんですけどもね。


で、このまま終わったらかなり欲求不満が残ったところなんですが、
最後の質疑応答でなんとか挽回。
某民放局のY氏がかなーり鋭い質問を投げかけてくださったおかげで
山口さん、ようやく絵を描くことの本質に近いあたりのことを
話してくれて。ありがたかったー。
Y氏、実に実にGood jobでございました。


予定をオーバーして終了後、いそいで3階へ。
すでにビデオジョッキーは始まっていたのでありました。
ここからいかにお神楽ビデオがおもしろかったかという話を
したいのですが、久しぶりに日記書いたら
なんだか長文になって疲れ果てました。病み上がりにはきついわ。
なので、ビデオジョッキーをされた神楽研究家・三上敏視さんご本人の
当日の記録にリンクしてお茶を濁しておきます。

http://d.hatena.ne.jp/micabox/20091106


私、すごくいい場所に陣取って見ておりましたのですが、
わかりますでしょうか?気力体力が戻りまして気がむきましたら
またお神楽のことも書くかもしれません。
ということで、本日はここまで。