続・脱力日記

描いたり作ったりしてる人のダラダラ日記

デッサンしてきたよ。

先週の土曜日に(もう一月も前のような気がするけれど)
秋田公立美術短大の公開講座ってんですか?
裸婦デッサン会がありましたので参加してきました。
着衣でも裸婦でも、とにかく人を遠慮なく描けるというのは
大変にありがたいことで、楽しく描いてきました。




いや、本当のこというと
楽しいの三分の一、苦しいの三分の二だった。
大勢の人と一緒に、仕事ではなく楽しみとして描くというのは
普段の生活のなかではあまりないことで。
そういう状況と、しっかり対象を見つめて描くという行為が
どうも自分のなかでストンと収まらない。
うまく見えるように描こうと思ってしまう自分とか、
対象の中に何を見つけて、どう表現したいんだと自問する自分とか。
頭の中が思考でいっぱいいっぱいになって
どうにも単純に絵を描くことに集中できない。
これは本当に馬鹿なことですよね。
楽しめばいいのに。ただ楽しめばいいのに。
前に参加したデッサン会の時もこういう感覚はあったんだけれど
でも楽しめた部分が多かった。今回はだめだったなぁ。
う〜ん、結局自分の内部が試されてるんだよな。
というのが結論。たぶん今私の中はかなり黒いんだと思う(笑)
はぁ、たかが絵を描くのにこんな理屈つけてるんじゃないよ、と
我ながら思います。
次回があるなら、是非とも描くことに素直に没入したいです。