続・脱力日記

描いたり作ったりしてる人のダラダラ日記

というかデッサン?



前にも書いたかもだけど、
スケッチとかデッサンとかクロッキーとか
どうも意味の違いがよくわかんない。
私としてはどれも同じ写生なんだけど。
生のもの見て描き写す。これ以上でも以下でもなくて。


私の中では絵って「実物を見つつ描き写す」と
「写真を見つつ描き写す」の二種類しかないもんな。


仕事的にはもう、写真を見て描き写すがほぼすべて。
もちろん実物は見ますよ、そんでもって写真を沢山撮る。
その写真から描き起こすのです。
でね、この時大事なのは実際に実物を見るという体験。
同じ写真があっても、実物を見てるのと見てないのとでは
もう全然違う。描き手の気持ちが違う。
だからたぶんできあがったものも違うと思うよ。
わからんけど。


で、実物を見て描く方だけど。
これは仕事ではなかなかできない。
特に人物なんてあり得ない。
取材先のじいちゃんばあちゃんに、
はい20分じっとしててね、そのあと10分休憩ね。
はいまた20分、なんて無理だっての。


というか、仕事じゃなくたってなかなか難しい。
モデルを探すってとても大変なことだもんね。


でも、写真見て描くのと実物見て描くのじゃ
もう段違いで実物見て描く方が楽しい。
特に人物なんかもだえるほど楽しい。
すごくすごくすごく楽しい。




昨日はマイミクのharuさんのお誘いをうけて
人物デッサン会に参加してきました。
(haruさん誘ってくれてありがとう!! )


着衣モデル3時間。
いやぁ、もう、この3時間目一杯楽しかった。
描いているうちになんだか気持ちが高揚してくんだよねぇ。
気持ちいい。超気持ちいい。(古い)
〆切があるとか、クライアントが気に入ってくれるだろうかとか
そんなこと全然関係なくて、
目の前にいる生身の女性を見えるまま感じるままに描く。
色塗る時なんかもうドキドキしちゃう。楽しい。
うううう、なんて幸せなんでしょうか。


あっという間の3時間だったんだけど
終わったらすんごい疲れてんの。ヘロヘロ。
うわ、どんだけ集中してたんでしょ。
つか、日頃どんだけ集中してないんだろと思った。
まずいな、とちょっと反省してみた。(ちょっとか!)


いやしかし、食えない食えないといいつつ
好きなことを仕事にできてるって、幸せだよなー。
うんうん、ありがとう。


帰って来て、描いた絵を見ていると、
高揚して楽しかった気分がよみがえってくる。
その気分を思い出してなんども味わいなおしてる。
ステキだ。
次のデッサン会が待ち遠しいぞーー!