二冊ご紹介。
一冊目はいろいろと御世話になっている方の出された本です。
- 作者: 阿部正恒
- 出版社/メーカー: バジリコ
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本
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多岐に渡っている内容そのものも興味深いのですが、
読んでいると独特の言葉のリズムに酔うようで、それがまた楽しい。
これは私にとっては、寝る前にジンワリ読む本です。
二冊目は、非売品なんですけど小西堂の作品です。
『ヤスコサンバの話っこ 歩いた歩いた産婆人生』
語り・高橋ヤス 聞き書き・小西一三
並製本 B5版 96ページ
湯沢市高松にお住まいの助産婦・高橋ヤスさんのお宅に通って
小西一三が伺ったお話をまとめたもので 、昨年末ギリギリに刷り上がりました。
私は表紙のイラストと、データ作成を受け持っています。
大正13年産まれの高橋さんは82才。
昭和20年から地域で初めての助産婦として働き始めた方です。
それまでのお産は専門知識を持たない『取り上げ婆さん』によって
経験だけを頼りに行われていました。
当時のお産のことや、助産婦という職業にまつわる
悲喜こもごものエピソードなどを
高橋さんの口調を活かした文体で綴っています。
お金にはビタイチならないんだけど、
残しておきたいことって絶対あるよね。
というようなスタンスだけで作ってみました。
だから貧乏なんだよなぁ。。。