続・脱力日記

描いたり作ったりしてる人のダラダラ日記

春も近いことだしね。

ここんとこなんとなく、プチ鬱になっておりました。
いや食欲はあるし、というかむしろ普通より食べ過ぎてるぐらいだし、
毎晩布団に入るやいなやぐっすり眠れるので、
まあ、ただのグータラ病っていうヤツなのかも知れないのだけれども。
でも、とにかく甚だしく気分が落ち込んでブルーな日々だったわけで
日記なんか書く気にもならなかったってなもんです。
しかし、今日になってだいぶ浮き上がってまいりました。
なんでかといいますと、まず昨日午後に見たテレビが良かったね。
例によってBS2の懐かしの邦画、1957年制作の『旗本退屈男』ですよ!
サブタイトルが『謎の紅蓮塔』っていうの。
市川右太衛門の『旗本退屈男』で『謎』で『紅蓮塔』!
もう想像ついちゃうでしょ?あ、つかない?
初見でいきなり良い人悪い人の見分けがついちゃう勧善懲悪バリバリで、
主人公であるところの『旗本退屈男』の衣装だけが異常にケバケバしい
んだけどそれを着た市川右太衛門の所作がことごとく芝居がかってて、
田舎から家出してきた貧しい男の子(実は田舎の大金持ちのお嬢様!)
美空ひばりが時代劇なのに いきなり歌謡曲を歌い出しちゃうという
くらいご都合主義なの。
しかしね、いやぁ、安心して楽しめた。
ここで笑う、ここでホロリとする、ここでドキドキする。
とにかく全てに標識が立ってる感じ。
テーマを深読みしたり難解な演出に頭を痛めたり派手なカメラワークに
3D酔いしたり、そういう必要のない徹頭徹尾わかりやすい娯楽映画。
いいなぁ。大満足。というわけで、かなりいい感じになってたところに
今朝見ちゃったんですよ。
これ↓
http://blog.livedoor.jp/neiger_akita/archives/50431493.html
ああ、すまんかった、私の鬱気分など
ネイガーさんの悩みに比べたらいかほどのものだろうか!!!

「豪石する“すび”はわがるたて、解き方のコツが未だよぐわがなねくてな...」

素敵だ、素敵だよ、ネイガーさん。
ついでに
http://homepage1.nifty.com/nexus/neiger/
↑こちらのホジナシダンスを見たら、ええ、復活しましたよ。復活。
ありがとう退屈男、ありがとうネイガーさん、ありがとうホジナシ共!!