続・脱力日記

描いたり作ったりしてる人のダラダラ日記

この夏…恐怖の日々・その1

この夏はバタバタと過ごしてしまって、いろいろ日記に書きたいことも書けないうちに10月になっちゃったのですが。
実はすごい恐怖体験をしたんですよ。で、一応その顛末を思い出せる限り書いておこうと思うわけです。
その時々で書いていれば臨場感もあっただろうけれど、なんせそういう余裕なかったもんな。なわけで、記憶が微妙にあやふやだったりもしますが…。ま、こんなこともあるんだという事で。

8月末のあまりに天気の良い日のこと。かなり仕事にせっぱつまっていたのだけれど、こんな日にシーツとか洗わないでどうすると思ってしまったことが諸悪の根元。
諸々の洗濯物とシーツを洗濯機に投げ入れ、洗い上がったところで庭先に出てシーツを干したのです。手入れの悪いうちの庭のことですから、雑草が結構元気なんですが、そんなの毎度のことですからさして気にもせず手早くシーツを干した。で、家の中にはいると、座卓の上に広げっぱなしだったやりかけの仕事が目に入って、ああ、ここに手を入れなくちゃなぁと思わずトンビ座りに座り込んだわけです。
座り込むや、すぐに仕事に没頭したのですが、ちょっとしてふと自分の足に目がいったんですね。トンビ座りをしてますから、膝から下が自分のフトモモの外側に来ている。正座と違ってズボンの裾部分が良く見えるのです。
ベージュの綿パンをはいていたのだけれど、その白っぽい布地の裾部分から膝下あたりまで、広い面積に点々と黒いものが大量についてるんです。一瞬、インスタントコーヒーの粉をぶちまけたのかと思いました。ホントにそんな感じでついている。
しかしコーヒーをこぼした覚えはないしなと、顔を近づけて見ると…。一粒一粒がモゾモゾと動いてるんですよ。黒光りしたちっちゃいのが。
アリじゃないですよ。そんなに大きくないし、そんなに早く動かない。ええ、ええ、ダニでしたとも。ダニ!
犬や猫について血を吸う、あのいやらしいやつのたぶん子どもでしょう。小さい子ダニが大量に自分の膝下で蠢いている。さすがの私も青ざめましたよ。どうしたらよいかと頭を巡らせるまでもなく、その場で即刻ズボンを脱いで(子ダニをふりまかないように慎重に)、タイミング良く蓋が開けっ放しになっていた洗濯機に放り込んだのです。あとは洗剤いれてグルグル回すだけ!
しかし、洗剤を入れようと中をのぞいて愕然。中にはさっき洗い終わったばかりのシーツ以外の洗濯物がはいったままだったのです。続けて干すつもりで仕事に目がいってすっかり忘れていたのだった。。。
でもダニまみれのズボンを投げ入れちゃった以上はどうしようもありません。まとめて洗えばよかろうと…、思った私がバカでした。これが恐怖体験の始まりだったのです。つづく。