続・脱力日記

描いたり作ったりしてる人のダラダラ日記

 160_ナナカマドの葉と実



とにかくナナカマドはそこにもかしこにもあって
実を拾うのにも葉を拾うのにもまったく不自由しない。
今日は近くの公園に落ちてたもの。
昨日描いた実より一回り大きいし、色も朱色。
同じナナカマドの実といっても木によってはっきりと違う。
不思議なもんです。
葉っぱは描いているうちにもどんどん水分が飛んで
縮れて変形していく。
その変わりようもまた不思議というか。
そのわりにおもしろみのない絵になっちゃったけれど、
まぁ、これはこれ。

主文、被告人を…。

10月18日に書いた裁判の判決が今日でした。
日にちをメモした紙が運良く発見されたのでこれ幸いと地裁に行って参りました。
情状酌量を求める弁護士さんの証人尋問などが説得力あるものでしたので、
私の予想では罰金刑のみだとばかり思っていたのですが。
なんと!
罰金50万の他に懲役1年、検事側の求刑どうりですって。ええ〜??
やったことを素直に認め被害者に謝罪し、現状復帰をすっかりしてるし、
今まで悪いことは一つもしていないし、まじめに家業に励んで
その技術や後進の育成に貢献したことをもって県から表彰もされている。
今回のことで仕事が減り社会的制裁も受けている。
なのに懲役〜?
まあ、執行猶予はついたんですが。う〜ん、厳しいなぁ。
裁判官の言い分は、不法投棄したコンクリート片などの量が
3.5tと大量であったことと、建築業者という一番こうしたことに
気を使うべき立場の人間がやったということが許せないということでした。
なるほどなぁ。
何を悪質と考えるかという基準、勉強になりました。
でも被告と弁護士の様子を見ていたら、これはたぶん控訴するんだろうなぁ。
懲役がつくのとつかないのとじゃ随分受け取る感じが違うものねぇ。
しかし、判決。あっと言うまでした。
裁判官が早口で主文と、その理由を読み上げて、
最後に再度量刑を言い渡しておしまい。ほとんど10分かからない感じです。
そしてバタバタと裁判官、検事、被告人、弁護士が退場。
これで終わったなと思うか思わないかのうちに今度は
今まで傍聴席にいた数名がぞろぞろと前に出ていって
検事席、弁護士席につくじゃありませんか。
ええ?あの人たち検事、弁護士だったの?と思う間もなく、
腰縄つけられた被告人が刑務官と共に入廷。
なんと引き続き別の事件の判決ですよ。
ふ〜む、今日は判決デーなんでしょうか?
これはまたひどくチープな窃盗犯だったんですけれど。
前科があって、仮出所3ヶ月目での犯行だということで
あっさり2年ほどの懲役が言い渡されていました。
言い渡された方も、弁護士もなんかサバサバした感じで裁判官退場後に、
「控訴はしないな?」「はい」「じゃ、しっかり勤めろよ」「はい」と
その場で立ち話をして終了。
ああ、こうしてまるでベルトコンベアーにでも乗せられたように
次々と判決が下っていく訳か。。。
まったく知らない世界だったから、びっくりしちゃいました。
それにつけても…、
裁判官も検事も弁護士も、やたらに早口。すごい早口。
迅速な裁判のために少しでも時間を節約しようとしてるんでしょうか。
なんかそれも変な感じがするんだけれど。